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分かりやすさが一番

今日の日経の記事でNHNジャパンが開発したスマートフォン向けのアプリLINEについて、大変面白い記事があったので、ご紹介します。どういう記事かというとこのLINEというアプリは、スカイプみたいなもので、要はこのアプリを使うと無料で通話やチャットが出来るというものです。

まず、日経の記事はこちらから。
スマホが拓く世界市場 和製「LINE」ヒットの裏側

こういう無料通話アプリは実はいくらもであって、スカイプなんてそのいい例なんだけど、このアプリは発表して7ヶ月でダウンロードの数が1500万件を突破したという事実がすごくて、これはどうすごいかというと1500万件というのはどのくらいかかるものかというと、記事を引用するとこういうことになってる

国内の交流サイト(SNS)や携帯電話向けゲームサイトが1000万人達成に要した期間はGREEが61カ月、mixiが39カ月、mobage(モバゲー)が26カ月。海外SNSではフェイスブックが28カ月、ツイッターが26カ月かかっている。

しかも、日本発のメディアというかサービスがたった7ヶ月で1500万件を達成しちゃったということが画期的なことで、じゃあ、どうしてそういうことが出来るのかということをこの記事では分析をしているのです。
まず、開発のポイントとして、ターゲットをスマホ初心者にして、シンプルな操作性をあげていて、しかも多くの人に知ってもらうためにベッキーを起用したけれども、それを広告代理店任せにせず、細かいところまでこだわったんだそうです。そのCMがこちら。

このCMに明るいベッキーを起用したのは大正解で、これによってユーザーが増えたんだけど、実はこのアプリ、海外でもすごい人気だそうで、1500万件のうち半分以上は海外のユーザーとのこと。そうなるとベッキーは関係なくて、結局のそのシンプルで簡単な操作性ということで、この流れはもう止められなさそうな予感がしますね。

それとこのLINEというのは、前述した通り無料通話アプリというのが、既にスカイプやViberと言ったアプリがあって、これらはITリテラシーの高いユーザー向けということで、使い方の敷居をおもいっきり下げた、つまり、使いやすさを追求したということで、それが多くの人に受け入れられたということもあり、使い勝手のいいものを作れば後発だろうが、関係ないということを改めて証明してみせた形で、実に素晴らしいと思ったね。

この使い勝手のシンプルさというのは、このブログでも何度も書いてますが、わかりやすく言うと手間をかけずに、利用者のしたいことを実現させるということでもあります。だから、MSオフィスみたいに書類を作りたいんだったら、マニュアルを見てねというやり方がいかに受けないかということがここでもよく分かるよね。

スティーブ・ジョブズも、iPhoneを開発するにしても、Macを開発するにしても、一番考えたのは、いかにシンプルにするかということで、これは結局使い勝手の向上につながるということでもあるのです。また、もしユーザーに手間をかけるのであれば、それが簡単にわかりやすいようなものを、サービスを提供する側が用意するべき。

Out of the box from Vitamins on Vimeo.

この動画見てもらえばわかるけど、このサムスンのセットアップ素晴らしい。ページをめくればきちんとセットアップできるというスグレモノで、これだったら、すごくわかりやすくて、開発側は面倒だけど、結局そのコストはハードに織り込み済みなわけだし、ここまでやれば、サービスをする方のブランドも上がっていくと思う。

こうやって見ると、ITに関して言えば、後発というのは全くデメリットじゃないし、逆に言えば先行している人たちのぽかを見付け出して、それを改善してインターネットに流せば、いくらでも逆転できるということじゃないのって僕にとって確信となった日経の記事でした。

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