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セルフブランディングって何

世の中で一番やったらいけないことは、自分が儲けるために人を利用するということだと思うのです。ただ、恐ろしいことに、それを平気でやっている人間が実に多くて、最近では過去の人になったけど、勝間和代という人は正しくその典型だった。

まだ、この人がメジャーになる少し前に彼女の講演会に行ったことがあります。で、彼女は、そのセミナーに来た人たちにまずブログを書いてる人っていますか?って聞きます。それで持ってない人は、今日からブログを書いてみてください。ブログのネタは今日の私のセミナーの感想文をかいてみたらどうですか、私、見に行きますよというわけです。
それにつられてブログを書く人がかならずいます。おそらく自らセミナーに来るくらいだから、勝間のファンであろうと思われるし、本人が見に行きますよって言ってるから、おそらく会場の半分の人が書く。で、その人数も200人くらいだから、約100人の人が勝間和代のセミナーのことを書く。
実はここがミソで、勝間の悪辣なところは、まずブログが検索エンジンに好まれる媒体であるということと、おそらくブログを書く人は、その記事の中で当然勝間のことを書き、さらに勝間のブログにリンクを張るということを想定しているということなのです。と言うことは、一晩で自分のことをブログで書き、更にブロガー自らがリンクを張るということで、勝間和代のウェブブランディングが一挙に上がるというわけです。
これはどういうことかというと、Googleが良いサイトの条件としているのは、被リンクが多いということです。ふざけたSEO会社はそのリンクを販売しているくらいで、それがセミナーでブログ書いてくださいねと勝間が言えば、多くのセミナー参加者が自分のブログから勝間のサイトにリンクを張るわけです。一挙に100増えるということは大変なことですから。
それを知らないブロガーは、せかせかと記事を書く。しかし、そのユーザーに対して勝間が何かしたのかというと全くしてなくて、とにかく自分にプラスになることは人を利用してまでやるし、その後Twitterが流行って、いかに自分が多くの人からフォローされているか、また、何か書き込みをするとフォローしているユーザーから書き込みがされるわけで、それも勝間にとってはいいかもしれないけど、フォローしているユーザーは、勝間から何も恩恵を受けてないのです。
で、勝間の悪辣なところはここまでとして、同じようなことが実は昨日あったんです。要はセルフブランディングを高めるために、Facebookを利用しようというセミナーです。これはセルフブランディングと言うよりも、その人が有名になるために、人を利用しましょうということで、この人が言うには、Facebookでの友人が5000人いるんですというのが、自慢のようで、これも、この人が5000人のフォロワーを利用しているだけなんです。
こういうソーシャルメディアを利用して、フォローしてくれる人を増やすには、まず女の人がまず有利。その女の人が、何か上手にいえば共感してくれる「馬鹿な」男はたくさんいるし、僕にもものすごい数のフォローを抱えてる人を知っているけど、なかなかすごいものですよ。
で、この件のセミナーの方は、5000人の友だちがいるんですということですが、世の中にそんな人数の友達がいること自体おかしいでしょうということだし、おそらくこのうち90%もリアルであったことがない人達だろうし、そういうことをわざわざ自慢するお前が尊敬できねーよということで、それなりにお金を払ったのですが、早々に出てきました。僕が尊敬する翻訳者の方も、会ったことのない人を誇示することは、ブランドを下げることだと言ってましたけど、僕も正しくそのように思うのです。
今の世の中、インターネットがあるお陰で、専門性がアピールしやすくなったんです。つまり、コアなことほど検索エンジンで探しやすくなったということなんです。だから、中身さえしっかりして、それをきちんと発信していれば、黙っても、誰かがこの人、いいことを書いてるよということになるのです。
だから、TwitterやFacebookでやたらフォロワーを増やして、それが見る人が見れば、こいつはまがい物だとわかるし、結果的にその人がながくブランドを維持できるということじゃないのです。
それは冒頭に書いたように、勝間和代が今や誰からも相手にされなくなったということがいい例で、この人の場合は、その本がどんどんつまらないものになったし、シングルマザーとうたってるけど、40ちょっとで芸能人でもないのに2回も離婚しているという事自体、人間としていかに人を見る目がないということでしょう。また、そんな輩に振り回されていた我々も反省するべきだと思うね。

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