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日本のSNS

今朝、Googleリーダーでブログのチェックをしていたら、日経ビジネスのRSSでミクシー身売りのニュースが飛び込んできた。この件については、僕もこの数ヶ月思っていたことで、Facebookが台頭してきたことでmixiの存在価値が大いに薄まってきてしまったし、mixi自体がもう活路を見いだせないんじゃないかなと思うわけです。

日本のSNSは、mixiのようにユーザー同士のコミュニケーションを中心とするものとGREEやDeNAのようにソーシャルゲームを主体としたものに分けられます。後者の場合、ビジネスモデルが、ユーザーの射幸心を思いっきり煽る手法でボロ儲けをした。いわゆる濡れ手で粟というよくもまあこういうモデルを見つけ出したなと感心しますけど、結局それが法律に違反するものであるという行政の見解によって、コンプガチャ商法はほぼ崩壊した。

で、SNSのもう一つの特徴であるコミュニケーションという点から考えると、Facebookとmixiでは使い勝手に雲泥の差があり、mixiのユーザーがFacebookに流れている。実際に僕も両方使っているけれども、Facebookの使いやすさに比べて、mixiの使い勝手はとても悪い。

例えば、Facebookである人の書き込みに対して、僕が書き込みをすると、その書き込みに対して僕が関連付けられて、色々な人の書き込みに対して通知されます。ところがmixiに関しては、自分への返答にしか通知が来ません。と言うことは、積極的に書き込みをしない限りその書き込みに対して関連付けされないということになります。と言うことは、その友人との親密度を深めてるというSNSの本来の目的から考えると、Facebookに軍配を上げざるを得ない。

また、SNSというのは、属人性が高いので、そうなると、スマートフォンへの対応の取り組みは避けて通れないんだけど、mixiは残念ながらFacebookに勝ててない。実際にmixiもFacebookもオフィシャルアプリがあるけれども、mixiの場合は使い勝手が悪いようです、相当。Facebookのスマートフォンアプリも決して使いやすくはないのですが、それでもmixiのようにブラウザベースでチェックしないといけないというのは、かなり問題があると思うのです。

このmixiの凋落っぷりを見て思うのは、数年前はmixiの会員になるためには招待制でその招待してもらうのに結構大変だったりしてたのですが、この間にGREEやDeNAがソーシャルゲームにシフトすることで、売上という点でmixiを圧倒し、使い勝手と会員数でFacebookがmixiを圧倒してしまい、mixi自体はゲームにしてもコミュニケーションにしても実に中途半端な存在になってしまい、結局身売りということになった。

こう考えると、改めて思うのはITに関して言うと先行者利益というのは関係がないということがわかるね。検索エンジンだって、最初はヤフーが先行していたけどGoogleが取って代わったし、SNSだっていまやmixiは身売り話が出ている。

これらのポイントとしては、結局使い勝手がいいか悪いかということだと思うね。使い勝手を追求しないとヤフーにしてもmixiにしてもユーザーの評価を失い、結局会社自体がだめになってしまう。このあたりはIT業界の人達は肝に銘じるべきだと思う。

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