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昨日のカンブリア宮殿ーAmazon CEO ジェフ・ベゾス氏出演

昔、村上龍がバブルのまっただ中の時に、僕がアルマーニしか着ない理由みたいなタイトルのエッセイを書いた記憶があるんです。何を言ってやがるんだ、こやつはと思いましたが、バブルの時は、みんなめちゃめちゃでしたけど、村上龍がそういうふざけた内容のコラムを見て、あ、こいつにあるのは軽薄さだけだと思ったし、その見方は今でも変わらない。

カンブリア宮殿は面白い経済番組で、出演する経済人はユニークな人が出てくるんだけど、結局村上龍は浅はかな人だから、というか恐らくあまり相手の事を研究してない。番組スタッフがお膳立てをしたものを自分なりに解釈してゲストにインタビューをしてるんだろうけど、インタビューを見てて、それほど面白くないんです。だから、あまり見ません。

ところが、昨日はFBで遊んでいたら、カンブリア宮殿でAmazonのジェフ・ベゾス氏がゲストということで見ましたけど、やっぱり残念ながら相手のことを村上くんは調べてない。Amazonはユーザーレビューが革命的だって一人で騒いでいましたが、それは確かに革命的なことをみんな思ってる。そうじゃないんだよね。お前しか引き出せない質問をしてくれよということなのです。

質問のうまさという点では、黒柳徹子さんと阿川佐和子さんがいまの日本ではトップクラスで、彼女たちのトーク番組を見ていると、彼女たちは実に相手のことをよく調べてるし、それをいかにも調べたということがわからないようにしながら、ソフトなタッチで相手に斬りこむから、質問されてる方も思わず本音を喋ってしまうというところがあって、本当に頭の良い人というのは僕はこの二人のような人のことを言うと思うね。土曜日の朝の7時半に「サワコの朝」という番組がTBSでやってるので、見たことのない人は見たほうがいいですよ。半端じゃないです。今週は吉瀬美智子。いい女です。

一方で村上龍は、自分で思ってるほど頭は良くなくて、それは質問にオリジナリティがないというところがあって、もっと突っ込んだ質問をしてくれないので、見てるほうが、おお!そうなのかという発言をゲストから引き出せない。特に今回のAmazonのジェフ・ベゾス氏は僕はすごく注目している経営者だったので、残念。僕の方で彼がどういう人でアマゾンという会社がどういう会社なのかということを僕の方でもう少し補足することにしました。

今回のカンブリアン宮殿で、初めて知ったことはAmazonの戦略が短期的なことは殆ど無くて、大体が長期的な視野で戦略を練っているということです。これはAmazonが設立当初上場しても、赤字が続いて大丈夫か?といわれ、僕も結局IT企業はだめなんだと思ったことがあったけど、これは10年先の実績を残すための投資のために赤字だったということを知り、この点はおお!と思った。

僕のようにウェブランディングを研究しているものから見ても、このAmazonのサイトというのは、実によくできているのです。ジェフ・ベゾスは、Amazonが追求しているのは顧客第一主義ということで、お客さんが買い物を満足してもらうにはどうしたら良いかということを追求しているということを言ってました。

インターネットでお客さんが満足して買い物ができるというのはどういうことかというと、

  • ほしいものがすぐ見つかるということ
  • 買い物に迷っても判断できそうなものが用意されていること
  • 予想よりも安く買えること
  • できるだけ速く手に入れたい
  • 余計な出費もない
  • 簡単に決済ができるということ

この6つです。

これらのポイントはどういうことかというと、サイトの利用者を満足させながら、できるだけ心身ともに負担をかけさせないということなんです。例えば、Amazonの場合は何を買っても送料がかかりません。これは恐ろしく重要なことで、実際に送料は数百円からせいぜい1000円ちょっと。大した金額じゃないんだけど、なんか無駄な感じがするので、結局5000円以上送料無料とかあると、買いすぎてしまうところがありますよね。それをAmazonは撤廃しちゃった。これ、凄いと思います。

ユーザーの負担をかけないという点では、Amazonの場合はサイト自体がシンプルだし、商品も探しやすい。これは楽天がAmazonよりも上まってるのは品揃えくらいで後は、使いやすさやユーザーの負担度を考えるとAmazonの足元にも及ばない。特に売れていると言われているサイトの1ページのうるささってないよね。あれだったら、欲しい物がわからなくなって目が分散しちゃうと思うんだよね。それくらいAmazonは色々なことを考えながら、それをサイトに落とし込んでいて、これはさすがという感じ。

今のAmazonの動向で気になるのは、キンドル・ファイア。これはAndroid端末なんだけど、これでAmazonで買い物をした本をこの端末で読んだり、後はAndroid端末だから他に何かできるんでしょうね。僕はAndroidは嫌いだけど、キンドル・ファイアに関しては例外かな。値段も199ドルだから、日本円で18000円くらい。とても安いと思います。日経がレビュー書いてます。こちらです。

この放送をきっかけでもう少しAmazonのことを知りたくなって、Amazonで本を買いました。その書評も近々します。

 

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